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あとがき ー 学長からのメッセージ ー

時は2011年、ちょうどこの資料を書いている際、未曽有の大災害が日本を襲いました。
あまりの被害の大きさと、広がりに、現時点では、未だその被害の全容もつかめていない状態です。
そして、震災後何日か経った頃からは、物的支援に加え、「心のケア」の必要性が、にわかにマスコミで叫ばれる様になってきています。

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単純に報道だけを見ていると、「心のケア」は、震災直後の一時だけ、一時的に必要なもの様に見受けられてしまうのですが、実は支援と同じく、もしくはそれ以上に、莫大な時間をかけ、継続的に行われるべき、大変重要なケアなのです。

 

震災後に被災者が受けたストレスの傾向は、それこそ多岐に渡り、決して一度のカウンセリングで解放できる様な、単純なものではありません。実際、この原稿を書く私も、阪神大震災で震度7の地震を経験し、一瞬にして、命以外の全てを失いました。その経験からもう16年も経ちますが、未だに心に焼き付いて離れない、その時の光景があります。震災直後の現場の匂いや、その時自分の胸に広がった感情があります。 今私は、心のケアの一端を担う者として、民間や公の区別なく、ホリスティックな視点で、カウンセリングを行っていけるセラピストの育成が急務されていると、心から強く感じています。

 

少し前までは、私自身、ここまで思い切れていたのかと言いますと、正直に申し上げれば、今は、自分自身への痛烈な反省もあります。
大学在学時、そして会社時代においても、多くの時間を費やし、カウンセリング及び震災後ストレスの研究をしてきました。学術的な事だけではありません。にわかには信じがたい話かも知れませんが、どういう訳か、入社後わずか数年で、相談部門の総責任者として着任する事となり、全部門のマネージャーが「お手上げ」の問題ばかりを、電話のみでお客様に納得して頂き、解決に導くという、顧客対応の毎日を、数年間に渡って経験して参りました。


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決して出し惜しみをしていたつもりはありませんでしたが、これまでスピリチュアル的な側面に比重を置き過ぎていた為、「自分自身の経験」という、今思えば、他の何物にも代えられない、とても大切なものを、知らず知らずのうちに、何処かに置き去りにしてしまっていた事に、今回の震災を経て、改めて気づかされたのです。

受講生に充分伝えきれていなかった事、まだまだ教えきれていない部分も数多くあったのだと思います。
ですが、今回の震災を受けて、私自身も、これまで培ってきた「自分自身の軸」を、痛烈に思い出す事になりました。

誤解を恐れず、今のこの感情を、正直に申し上げさせて頂けるならば、被災していないはずの人たちが、報道を受けて慌てふためき、驚愕し、被災された方々を「救いたい!」という強い気持ちから、パニック状態になっていらっしゃる姿や、ホームページやブログなどで、目的が分からない援助の書き込みを見る度に、どこか「違和感」を感じていました。


その「違和感」がどこから来るのか、自分でも最初は理解できませんでした。
けれども、時間が経つにつれ、言い方は本当に悪いのですが、神戸の時の、どこかお祭りに参加するような浮かれた雰囲気とハイテンションで、ボランティアに参加していた人たちを見て感じた違和感や、さほど仲良くもなかった友人たちから、昼夜問わず鳴りやまぬ電話攻撃を受け、震災のショックからまだ言葉も出ない状態の時、一方的な口調で安否の確認をされ、「頑張って!」と高揚した様子で励ましの言葉を告げられ、余計に傷ついた事と、どうしても重ね合わせてしまっている事に気づきました。

 

共感力が強い人ほど、この様な際に、前のめりになりやすいのかもしれません。
その現状を見て「それは、違う!」と、ただ一人テレビの前で、強い違和感を感じていたのだと思います。


今回、過去に取り組んだ震災後ストレス症候群の研究論文、そして、共同研究者が、更に1年かけて磨き上げた学術論文を、再度貪るように読み返しました。
自分がカウンセラーを目指した根源を、その熱い気持ちと共に、深く思い出すきっかけとなりました。
その違和感は、もしかしたら、伝えないといけない事がもっとあったのに、自分自身のルーツを忘れ、持っているものの出し惜しみをしていた自分に対して、だったのだと気づきました。


ノウハウでもいいじゃないか。
私は惜しみなく、もっともっと伝えていかなくてはいけない。
とにかく被災された方が、みんなの力で、元の元気を再度取り戻せる様な社会を作って行く事が急務だ、と強く感じる事になったのです。


気持ちのケアも、精神的な支えも、カウンセラーのみの仕事ではなく、皆さんが当事者です。
これだけの大規模災害になれば、この影響が全くないという人はいらっしゃらないはずです。
身近に怖い思いをされた方がいる人がほとんどでしょう。
傷ついた方の力になってあげたいと、心から思っていらっしゃる方がほとんどでしょう。


「その方の力になりたい」という、尊い気持ちがあるのに、善意で行った、心からの行為が、かえって、被災された方の心を踏みにじってしまった…。決して、そんな悲しい結末があってはならなりません。


そういった志の方に、本当に人の力になる為の術を教えていきたいのです。 アカデミーから、私達と同じ志を持った方が、一人でも多く卒業され、卒業生1人1人の存在とその働きにより、社会全体が元気になっていく事、それこそが、私達が心から望む事であり、私達の役目なのだと感じています。


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このHPを見ていらっしゃる方は、多少なりとも、心の問題や、スピリチュアルな事に興味がある方ばかりだと思います。
そして日々起きる問題に、常に「自分だったら何ができるだろう」「何かしたい」という想いをお持ちの方だと思います。
実はあなたが日頃感じてきた「悩み」や「焦燥感」・「違和感」は問題に気づく為の、大きなヒントなのです。

 

当アカデミーの講座は常に進化しています。
まずはその問題をご自身の手でひも解いて、心の違和感を外していってみませんか?
自分自身が問題に気づき、癒されること、それこそがあなたが「癒し人」となる第一歩なのです。 もっともっと多くのセラピストが必要です。
私たちは教えることを惜しみません。
是非、新しい「ホリスティックケア」をご習得いただき、出来る限り沢山の事を吸収してください。

そしてどうぞ、多くの方を癒していって下さい。
多くの「癒し人」に巣立っていただき、この世界がもっともっと暮らしやすい世の中になる事を心から願っています。

学長 雪穂
代表 松下理紗子

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プロフィール

雪穂ステラ ホリスティック アカデミー学長
那花ゆくいオーナー鑑定師 雪穂

関西学院大学在学中に神戸市灘区で阪神大震災で被災。
被災した子どもたちの心のケアの研究の為
同大学 立木茂雄氏に師事(現在同志社大学 社会学部教授)
FACEKG(URL)尺度研究論文、震災後ストレス症候群PTSD研究を行う。

卒業後、民間企業に就職。
お客様相談室の責任者を務め、
出産を機に退社、独立。
心のケアとカウンセリングが気軽に行える
民間の場として那花ゆくいを設立。
日々の鑑定業から得られるスピリチュアルな視点と
自らの社会心理学研究経験を合わせた
ホリスティック理論を代表 松下理紗子と共に確立。
ステラホリスティックアカデミーの発展寄与に努める。
現在2児の母。

メディア各種
琉球放送RBC・ROKラジオ沖縄
沖縄タイムス(新聞)
電話占い師名鑑・女性自身(雑誌・本)
2010年Be-o占いページ執筆
北谷アメリカンビレッジ・イオン那覇(ゲスト出演)

育児サークルプチアンジュ創始(那覇市社会福祉協議会 認定団体)
ベビーマッサージ認定インストラクター
マスター・オブ・タロット
レイキティーチャー・レイキマスター


松下理紗子講師 松下理紗子
ステラ ホリスティック アカデミー代表

中学・高校の教員経験を経て、
現在はスピリチュアル婚活アドバイザーとして
講師のかたわら、個人セッションを行う。

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